POINT
ユーモラスで独創的な美しいフォルム
グランプリチェアは、Y字型の背もたれは一度目にすると決して忘れることが出来ないほど印象的凛としたインパクトを持ちながら、身体のラインを心地良くサポートします。そして、2014年にオリジナル仕様であるウッドレッグが待望の復刻。座面と脚部のジョイントを改良し、優美な姿が現代に甦りました。
アリンコチェアやセブンチェアと同じく背と座、脚部も3次元の成形合板で構成
グランプリチェアは、同時期の作品であるアリンコ・セブンチェアを更に心地よく進化させたデザイン。広い背もたれと人間と同じくびれを持っているデザインが特徴。座面は薄い9枚レイヤーの積層合板で構成されており、外側を美しい木目の仕上げ板で挟み、3枚目を横目使い、中央は縦目使いにし、それぞれの板の間に2枚のコットンテキスタイルを挟み込み、椅子の形に3次元成型した高度な技術によって作られています。
伝説と呼ばれヴィンテージでしか手に入らなかったオリジナル仕様のウッドレッグ
グランプリチェアの元々の仕様は、ヤコブセンのチェアシリーズで唯一ウッドレッグで構成されていました。しかし、その脚部の強度やコストの問題によりやがて廃盤に。今回、強度の問題を解決するために他のスタッキングチェアと構造自体を同じくジョイント部を最新の技術で改良し、座面裏の金属部に木製のカバーを採用するなど細部までオリジナルを再現。現代のインテリアスタイルに馴染む美しいアイコンチェアです。