POINT
新しい装飾効果のカラーパレットに生まれ変わったミニマルなトルボー120が新登場
Φ12cmのキャストアルミ製のシェードを持ち、ミニマリスティックなフォルムと小さなサイズが人気の「トルボー120」。今回のトルボー120は、様々な美的感覚や空間に適応するシンプルなデザインの可能性を引き立てます。これまでのトルボーは、シェード内側のカラフルな色合いを特徴にしていました。新しいカラー:4色のトルボー120はより現代的で、繊細で上質なインテリア・コーディネーションに活躍します。「これまでわたしたちは、そのシンプルなフォルムを活かして、サイズや材質、用途を無限に試すことができる、さまざまなトルボー・シリーズを開発してきました。例えば、トルボー290は屋外用の街路灯ですし、トルボー220は屋外ウォールランプや、乳白ガラスを使った屋内ペンダントとしてもロングセラーです。トルボー120は下方に光を向ける機能に徹する、シリーズ最小のもので、今回のリニューアルは、洗練された控えめな色調でインテリアに新たな創造性を提供します。」ルイスポールセンのアイデア&デザイン・ディレクターのラスムス・マークホルトはそう説明します。
様々な建築様式の環境にナチュラルに調和し、他の照明と問題なく共存するペンダント
このクラシックなペンダントは、単色でも混合色でも、単体でも複数でも、あるいは一列に並べてもランダムに配置しても、さらに、様々な高さで吊り下げても、美しくまとまります。使う人の個性次第でアーティスティックな表現が可能です。そのような可能性を考慮することが、新色を選ぶ鍵でした。ブラック、ホワイト、ライトグレー、ブルーグレーの4つのオプションは、互いに補完し合う、クリエイティブな選択肢です。そしてトルボーの楕円形のシェードをモティーフにした控えめで美しい形は、キッチンやダイニング、リビングルームから廊下、オフィス、寝室まで、様々な建築様式の環境にナチュラルに調和し、他の照明と問題なく共存します。
シェードカラーによってコード色が異なります
今まではコード色もカラフルなものが採用されていましたが、今回のトルボー120は、シンプルな白と黒の2色展開。ホワイトとライトグレーのシェードにはホワイトコード、その他のブルーグレー、ブラックのシェードはブラックコードが付属します。また、今回の新色のトルボー120は、シェード内側もすべて白色塗装になっています。
様々な建築様式の環境にナチュラルに調和し、他の照明と問題なく共存するペンダント
ルイスポールセンは、トルボー290(1982年発売)やトルボー155(2006年発売)のデザインをベースに、2009年にトルボー120を開発しました。すべてのトルボー・シリーズのシェードの形状は、実は、ポール・ヘニングセンが着目した楕円形リフレクター(反射板)の形状に基づいています。ヘニングセンは1966年に楕円を反射板に採用した街灯灯をデザインしましたが、この形状は屋内照明でも有効なことが実証されています。この形状のリフレクターは、光源の眩しさを見えにくくして光を拡散し、一箇所を集中的に照らす作業用照明にも、一般的な部屋の照明にも適しています。