POINT
ヴァーナー・パントンの名作「パンテラ」のミニサイズが豊かなカラーで発売しました
Verner Panton(ヴァーナー・パントン)が1971年に発表したアイコニックなパンテラを、オリジナルの直径40cmから25cmに縮小したミニモデルが登場しました。シェードの素材は、パントンの当初のアイデアを再現した金属製のスチール仕様。内側が白色に塗装されたメタルシェードは、光源の光を下方向に反射し、トランペット型の支柱で再反射し、部屋に光を拡散させます。
パンテラミニは、原案に忠実な初めてのモデル
ヴァーナー・パントンが、ルイスポールセン社とのコラボレーションでパンテラ(テーブルランプとフロアランプ)を制作したのは1971年です。もともと、パントンは金属製のシェードを考えていましたが最終的にアクリル樹脂を使って製品化されました。つまり今回リリースされたパンテラミニは、原案に忠実な初めてのモデルなのです。
「Lyset og Farven」展のために彼自らが選んだ色を、パンテラミニに採用
Panthella Mini(パンテラ ミニ)のカラフルな色彩は、ヴァーナー・パントンが亡くなる直前に取り組んだ最後の展覧会に由来します。それは、デンマーク、コールディングにあるトラポルト現代アート美術館で1998年9月に開催された「Lyset og Farven(光と色)」展のために用意した8色です。彼はこの展覧会で8つの部屋を異なる色に塗り、そのなかで彼が50年のキャリアを通して生みだした家具、照明、ファブリックをインスタレーションし、光と色彩を総合的に表現しようと試みたのでした。パントンの世界にとって色彩とイマジネーションが不可欠な要素だった事実をふまえ、「Lyset og Farven」展のために彼自らが選んだ色を、パンテラミニに採用しました。