名作PH 5の還暦を祝う、銅シェードのペンダント
ルイスポールセンは、PH 5では初のリサイズモデルになるPH 5 Mini(ミニ)を2017年に発表。そして、定番的なPH5がデザイン60周年を迎えた2018年、ミニサイズと同じカラー展開へと遂にリニューアルし、各シェード色に濃淡のグラデーションを付けた鮮やかな新しいカラーが話題になりました。発売から60年を経た今日も、PH5はルイスポールセンのなかのベストセラーとして君臨しています。このペンダントの還暦を祝い、銅シェードとホワイトシェードを組み合わせた新モデルが登場。メイン・シェードと、器具内に組み込まれたミニ・シェードが銅製(ポリッシュ仕上げ・無塗装)で、メイン・シェード下側と、ミニ・シェードの上側はホワイト塗装です。
眩しく発光する電球を隠すグレアフリーデザイン
ペンダントのPH 5という名前はメインシェードの直径である50cmに由来します。PH 5は、1958年の発表当時デンマークにおいて圧倒的な支持を得て、「国民的ランプ」とまで称され、海外で知られる最初のデンマークのプロダクトになりました。3枚シェードのPHランプは、透明な電球のフィラメント一点を隠す事で、グレア(まぶしさ)をカットしていましたが、PH 5は、器具内部に小さな反射板(リフレクター)を組み込み、電球全体が眩しく発光する電球を隠すグレアフリーのデザインになっています。
明かりを消しても、住空間に彫刻のようなエレガンスを届けます
銅素材と白の組み合わせは、ヘニングセンのシェード・システムのデザインを強調し、鏡のように周囲を映しだす銅製シェードが新しいダイナミズムを添えます。既に様々なカラーが楽しめるPH 5にこの新しいヴァージョンが加わり、空間での選択の幅が広がりました。今日のインテリアの動向であるナチュラルなトーンを持つ銅製のPH 5(カッパー)とPH 5 ミニ(カッパー)からは、温かく人を迎え入れるような環境が生まれます。その表情は、何よりもまず人々と空間に温かみをもたらす光を生みだそうとした、ポール・ヘニングセンの思いと重なります。銅とホワイトのシェードによるPH 5とPH 5ミニは、明かりを消すと、住空間に彫刻のようなエレガンスを届けます。そして点灯すると、柔らかいグレア・フリーの光が、銅素材でさらに輝きます。もちろん、一灯でも、そして複数で使用しても、コンパクトな美しさを保っています。