POINT
合理的で美しい理想の形
三角形のフォルムを応用したゲリドンテーブル
20世紀を代表するデザイナー、Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)によって1934年にデザインされたStandard(スタンダードチェア)をルーツとする飛行機の翼のような三角形の後脚のフォルムを応用して誕生したチェアやテーブルやスツールなどで構成される一連のコレクション。
1949年、パリの大学都市のためにデザインされたGueridon(ゲリドン)テーブルは、三角形のベース3本をコネクションエレメントによって連結し、円形の天板を支える非常にシンプルな構造で、合理的に組み合わされた設計がなされており、当時はガラスや大理石といった異素材の天板や様々なサイズ、多様な形状のバリエーションが存在していました。
建築から家具までの幅広い工業化と革新を試み、自分を「建設家=Constructeur(コンストラクター)」とした巨匠の息遣いを感じることができる名作です。
プルーヴェの象徴でもある合理的な構造と素材を活かしたデザイン
フランスのデザイナーであり建築家、そしてエンジニアでもあったJean Prouve(ジャン・プルーヴェ)は、椅子に座った時、後脚に最も負担がかかるという椅子の本質を見抜き、スタンダードチェアのデザインに生かしました。より大きな重さがかかる後脚には、三角の太さをもたせた中空の鋼板を用いる事で椅子にかかる重さを床へ逃がせる構造になっています。この飛行機の翼のような形状やデザインは、その後の製品の多くにも採用され、最も有名なクラシックアイコンのひとつになっています。
ダイニングやセカンドテーブルに最適な3本脚の軽快な円テーブル
Gueridon(ゲリドン)テーブルは、ダイニングやセカンドテーブルに最適な3本脚の軽快な円テーブル。ブルーヴェの哲学を感じるアイコニックなベースが空間のアクセントにもなり、同じ三角ベースのデザインを持ったスタンダードチェアやEMテーブルとのコーディネイトもお楽しみいただけます。本体素材には、ソリッドウッドを用いており木材本来の温もりを感じていただけるナチュラルオークやダークオーク、アメリカンウォルナットからお選び頂けます。仕上げはともにオイル仕上げです。また、テーブルサイズも90cmと105cmの2種類がラインナップしています。