POINT
合理的で美しい理想の形
三角形のフォルムを応用したローテーブル
20世紀を代表するデザイナー、Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)によって1934年にデザインされたStandard(スタンダードチェア)をルーツとする飛行機の翼のような三角形の後脚のフォルムを応用して誕生したチェアやテーブルやスツールなどで構成される一連のコレクション。
1944年にデザインされたGueridon Bas(ゲリドン バス)は、三角形のベース3本をコネクションエレメントによって連結し、円形の天板を支える非常にシンプルな構造で、合理的に組み合わされたコーヒーテーブルです。
戦時中の為、入手が困難になった鉄の代わりに、木材を使用していたコンテキストを感じることができます。
建築から家具までの幅広い工業化と革新を試み、自分を「建設家=Constructeur(コンストラクター)」とした巨匠の息遣いを感じることができる名作です。
プルーヴェの象徴でもある合理的な構造と素材を活かしたデザイン
フランスのデザイナーであり建築家、そしてエンジニアでもあったJean Prouve(ジャン・プルーヴェ)は、椅子に座った時、後脚に最も負担がかかるという椅子の本質を見抜き、スタンダードチェアのデザインに生かしました。より大きな重さがかかる後脚には、三角の太さをもたせた中空の鋼板を用いる事で椅子にかかる重さを床へ逃がせる構造になっています。この飛行機の翼のような形状やデザインは、その後の製品の多くにも採用され、最も有名なクラシックアイコンのひとつになっています。
センターテーブルに最適な3本脚の軽快なラウンド・ローテーブル
Gueridon Bas(ゲリドン バス)コーヒテーブルは、リビングや寝室などリラックス出来る空間に最適なロータイプのラウンドテーブルです。ラウンジチェア用のサイドテーブルや、ソファと組み合わしてお使いいただける高さ34cmのセンターテーブルです。ブルーヴェの哲学を感じるアイコニックなベースが空間のアクセントにもなり、同じ三角ベースのデザインを持ったスタンダードチェアやEMテーブルとのコーディネイトもお楽しみいただけます。本体素材には、ソリッドウッドを用いており木材本来の温もりを感じていただけるナチュラルオークやダークオーク、アメリカンウォルナットからお選び頂けます。仕上げはともにオイル仕上げです。