POINT
使うのが楽しみになるタオル
普段のタオル2枚分の水を吸収しているのに濡れたpuchi puchi タオルを触っても、まったく不快感がありません。重みはずっしりしていますが、表面は不思議とさらっとしています。シンプルなものだからこそ素材の良さが伝わる。何度洗ってもへたらない、丁寧に作った安心の今治製。お風呂上がりは毎日コレを使いたい。使うほどに違いの分かるタオルです。毎日の気分で選べる豊富な12色のバリエーション。一日の終わりに、気持ち良く、快適に過ごせる何枚でも欲しい一品です。タオルを使うのが楽しみになります。
タオルで面白いことがしたい!
2006年、日本一のタオル生産地”今治”にある吉井タオル本社で、テキスタイルデザイナー・鈴木マサルさんが発したこの言葉から、オッタイピイヌシリーズの商品開発が始まりました。河原で拾ってきた、石ころをテーブルに転がして…。「こんなバスマットが欲しい。」エアパッキンを、サッとテーブルに置いて…。「こんなタオルが欲しい。」という、浅いようで…かなり深い?!デザイナー鈴木さんならではのユニークなアイデアから、プチプチの感触・石ころのコロコロとした踏み心地のタオルが生まれました。
エアパッキンのような弾力を出すために(しっかりとした触り心地のために)
ふにゃふにゃとしていない、しっかりとした握り心地を出すために、puchi puchi タオルでは双糸を使用しています。双糸とは2本の糸をぞうきんを絞った形状の様に絡め、強度を高くしたものです。これはエアパッキンのような弾力のあるタフなタオルを作るのには欠かせない条件です。puchi puchi タオルには安心感のある、程よい厚みがあります。 *単糸:紡績したままの一本の糸。ループ状になった作りのタオル。肌触りは柔らかいが、握り心地は頼りない感じ。
今治で生み出される吸水性の良い高品質タオル
今治タオルの特徴と言えば、吸水性の良さ。元々、綿花(コットンボール)に吸水性は無く、むしろ水を弾きます。その綿についている蝋と油分を取り除くことで吸水性が出てきます。病院などで使用される脱脂綿はまさにその名の通り、油分をほとんど取り除いたもので、パリパリになっていますね。吸水性と柔らかさのバランスを綿にダメージを与えないように、ゆっくりと時間をかけて調節することで、吸水性の高い糸が生まれます。糸のより具合にも一工夫されており、丁寧に丁寧に糸から作っているからこそ、高品質のタオルを生み出すことができます。タオル用の糸では耐久性も重視した加工を行っています。
綿の産地にもこだわったタオルづくり
ヨーロッパ、アメリカ、アジアの人々もそれぞれ違うように、綿の表情も原産国によって、違います。高級な綿だからといって万能というわけではなく、ジーンズ、シャツ、ハンカチ、タオルなど同じ綿製品でも、それぞれに適している綿があります。吉井タオルさんでは、綿の産地も独自に選んでいます。puchi puchi タオルで使用している糸はインド、中西部クジャラート州の契約農場で生産されている上質綿「シャンカー6」。「シャンカー6」は”弾力性が高い” ”使い続けていても吸水性が変わらない” ”毛羽立ちが少ない”という吉井タオルさんが追求する高品質のタオルを作るための”理想の綿”でした。その最上級AAA(トリプルA)グレードから厳選された綿が現地の清潔な紡績工場で甘燃り糸にされ、今治の工場で最適な糸に加工されます。
吉井タオルの自信
吉井タオルさんはドライユースのタオルを得意としています。満足してもらえるものしか商品として出さない。タオル好きが作っているタオル。どこにも負けないタオル作りをしていると自負しているそうです。puchi puchi タオルは「拭くためのタオル」。目的がしっかりしています。なるほど!不思議なほどの吸水力の原点がここに…!完全に腑に落ちました。この良さを分かってほしいから。素材、作り、デザイン、全てにこだわったオッタイピイヌ商品。沢山の人々に良さを知っていただきたいので、イメージを一番大切にしています。吉井タオルさんがそれぞれの実店舗を確認した上で、良いものを永く大切に取り扱っているお店と取り引きを行っています。