POINT
イームズ夫妻にも勝るとも劣らない歴史的名作
「BKFチェア」は、3人のアルゼンチンデザイナーによって、ブエノスアイレスで設計した建物のためにデザインされました。彼らは、後にグルポ・アウストラールという名前で活躍した建築家ですが、3人のそれぞれの頭文字をとって”B.K.F”と名付けられました。彼らは、20世紀を代表する建築家のル・コルビジエの下で働いていた経験がありますが、このバタフライチェアからは巨匠のモダニズムの面影はあまり感じとれません。デザインのインスピレーションは、かつてイギリスのエンジニア、ヨゼフ・フェンビィが1855年にデザインした折り畳み椅子にインスパイアされて1938年に誕生しました。その耐久性や洗練されたデザイン、座った姿勢の自由度は、50年代~60年代のアメリカの若者を中心に絶大な人気を誇り、その人気は同時期支持されていたイームズ夫妻にも勝るとも劣らないものだったそうです。
至福の座り心地と寛ぎのひととき
ベース部のスチールフレームに、シンプルなレザーの座面構造のBKFチェアは、座面中央のへこんだ部分に腰を下ろして使用ください。そして背もたれに自分の体重をあずければ、なめし革の形状が座った人の体重に合わせてその張り具合が変化します。それは、心地良く身体を支え包んでくれ、リラックスした時間を提供します。チェア本体も低い位置に高さを設定した、ソファとは異なる独特の座り心地のゆったりした時間の流れるチェアです。
別売りのBKF専用シープスキンもご用意しております
BKFチェア専用サイズのシープスキン(ヒツジ毛皮)チュアシートが登場しました。よりエレガントなスタイルを手軽に演出してくれるベストなオプションです。暖かくそして極上に柔らかな手触りで、お部屋の雰囲気を上質な空間へと変えてくれます。
2014年に登場したPAMPAシリーズ
PAMPAとは、アルゼンチンのラプラタ川流域ブエノスアイレスを中心に広がる大草原のこと。その大草原に生息している牛のようにワイルドな革の仕上がりとなっています。PAMPAシリーズは革の厚みが4mmあり、2重のステッチ仕上げとなります。