南の島へくりだそう
Moomin on the Riviera
1955年にトーベ・ヤンソンによって描かれたコミックスの第3話です。
1954年4月に、トーベの母・シグネとリビエラで過ごした休暇の思い出を基にしています。
新聞で南の国の華やかな暮らしを知ったスノークのおじょうさんが「南の国にいきたい」と言い出します。 ムーミンパパもすっかりその気になり、ムーミントロールとムーミンママも巻き込まれて、一家は小さなボートで南の海へと出航。 たどり着いたのは、高い塀に囲まれた私有地ばかりの高級リゾート地でした。 ムーミン一家はホテルが有料だとは知らず、親切なご招待だと思い込み、スイートルームでの暮らしを始めますが……。
このストーリーを選んだ理由(ジェームス・ザンブラからのメッセージ)
この物語を選んだのは、ムーミンたちがとても華やかな環境で過ごす様子が描かれており、その普段の生活とは異なる状況が興味深いコントラストを生み出しているからです。作品には多くの多様なキャラクターたちが登場しますが、そのキャラクターたちはムーミンたちの生き方を非常に不思議で独特だと感じています。ムーミンたちの生き方がいかに他と異なるかが描かれ、そして私たちの快適な暮らしとの対比を浮き彫りにしているところも、この作品を選んだ理由です。我々は、このテーマがソファにぴったりだと考えています。なぜならソファ自体が既に魅力的であり、このユニークなストーリーのムーミンアートと組み合わせることで、両者の魅力がさらに際立つ特別なものになると信じているからです。
James Zambra(ジェームス・ザンブラ)
ムーミンキャラクターズ社クリエイティブディレクター
ヘルシンキ(フィンランド)にあるアアルト大学、およびロンドン芸術大学にてグラフィックデザインを学んだのち、ロンドンやヘルシンキのデザインスタジオにて経験を積む。2015年にデザインスタジオ「コブラ・エージェンシー」を創立。ムーミンの事業には10年以上携わっていて、2022年に前任である母親のソフィア・ヤンソン(トーベ・ヤンソンの姪)より全面的に引継ぎ、ムーミンキャラクターズ社のクリエイティブディレクターを担っている。