POINT
創業当時から培ってきた専門的な知識と技術を用いたアトリエチェア
大規模な改装に迫られたストックホルムのスウェーデン国立美術館は、現在進行形で進化を続ける北欧デザインの「今」を施設内に取り入れる最高の機会と考え、スウェーデンを拠点とする4組のデザイナーと北欧のメーカーや企業とともに、公共空間のリノベーションプロジェクトに取り掛かりました。レストランのダイニングホールのリノベーションとデザインを担当したのは、Gabriella Gustafson(ガブリエラ・グスタフソン)と、Mattias Stahlbom(マティアス・シュタルバウム)によって設立されたストックホルムのデザインスタジオTAF。TAFとArtek(アルテック)は、創業当時から積み重ねてきた木材による家具開発の専門的な知識と技術を用いて、このユニバーサルな木製の椅子を2018年に開発しました。
約4キロと非常に軽量で持ち運びやすく、7脚までのスタッキングにも対応
見る人の記憶に残る親しみを感じさせるデザインのアトリエチェアは、スウェーデンの建築家、Sven Markelius(スヴェン・マルケリウス)が20世紀初頭にデザインした椅子から着想を得たと言われています。また、木製の椅子ながら、重量が約4キロと非常に軽量で持ち運びやすく、7脚までのスタッキングにも対応するので、公共空間はもちろん、住まいや、働く環境においても変わることのない快適性と普遍性を併せ持っています。ダイニングからワーキングチェアまで、幅広い用途にお使いいただけます。
木の温かみと経年変化による味わいを楽しめるカラーバリエーション
本体には無垢材、座面に成形合板を採用しており、素材はビーチ材、アッシュ材、オーク材の3種類からお選びいただけます。ビーチ材はナチュラル、ブラック、グリーン、ダークレッドの全4色のカラーバリエーション、アッシュ材とオーク材は木目を活かしたナチュラルラッカー仕上げがラインナップ。創業当時から持続可能な生産とデザインを大切にしてきたArtek(アルテック)の想いを受け継ぎ、自然素材を用いたアトリエチェアは、木の温かみと経年変化による味わいを楽しむことができます。