POINT
まるで腰かけた人の痕跡を刻むかのように
自由に体勢を変えることがきる動性の高い座り方はクリエイティビティを促します。 まるで痕跡を刻むかのように、それぞれの人のフォルムを留めるRope Chair(ロープ チェア)は、座る人によってもまたデザインされる、まったく新たしい発想から生み出されています。そんな、詩的なデザインであるとともにマテリアルの特性を最大限活用した機能的で無駄のないプロダクトであると同時に、モダニズム運動のキーワードである「アート(芸術)」と「テクノロジー(技術)」を掛け合わせた造語の意味をもつArtek(アルテック)社に相応しい今までにないアームチェアです。
シンプルな線画が三次元に変換され、空間にその姿を現す
円形や長方形で構成されるアルヴァ・アアルトによってデザインされたArtek(アルテック)社の多くのテーブルをはじめ、2015年にブルレック兄弟がデザインしたKAARI(カアリ)シリーズとも組み合わせてお使いいただけるアームチェアになっています。現代における最新のアートと工業技術の融合を体現したチェアですが、都会的でモダンな空間にも使い込んだ道具のようなクラシックなスタイルにも馴染む、新しいデザインながらどこか懐かしさを感じさせる驚くべきシルエットと研ぎ澄まされた構造が特徴です。特定の環境や用途に制限されることのない普遍的な存在で、明快でシンプルなデザインは、食事、勉強、ミーティングなどあらゆる用途に使用でき、住まいから公共空間までどのような環境にも適応します。
素材感を感じさせるシルエットカラーがラインナップ
カラーバリエーションは、ブラックとライトグレーの2色。本体は、マットパウダーコート仕上げのスチールチューブを用いており、座面はアッシュ材(成型合板)にラッカー塗装を施しています。背もたれとアーム部分のロープには、シルエット感の強いポリエステル(ブラック)と、素材感を感じさせるフラックス(ナチュラル)を組み合わせています。