POINT
ハンティングロッジをテーマにしたギルド展で発表
Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)のBM1160、Hunting Table(ハンティングテーブル)。その名は、1950年に「ハンティングロッジ」をテーマに開催されたコペンハーゲン家具職人ギルド展で発表されたことと、野性味あふれる木材のイメージから来ています。オリジナルは、Søborg Møbler(スボーモブラー)社ですが、2017年にCarl Hansen & Søn社に加わったことで、オリジナルの図面に忠実に再現することが可能になり、待望の復刻となりました。
無駄のない美しいディテールとテーブルの優雅さを強調する脚部
モーエンセンのハンティングテーブルの天板は、他のテーブルに比べて細身。空間に限りある場所にも適するほか、テーブル周りにより親密な雰囲気を演出します。そして丸みを帯びた加工が映える木部の意匠。テーブルの各部に繰り返し用いられる無駄のない美しいディテールです。誰にもでも手の届く家具を追求したモーエンセンのデザインが哲学の表れとも言えます。テーブルに安定性を与えるのは真鍮製の2本の支柱。天板と脚部を優雅に、そして印象的に接合する、考慮された意匠です。また、ほぞ継ぎや職人技が映えるコントラストをつけた木製のくさびなど、脚部の美しさが、テーブルの優雅さを強調しています。
オークやウォルナット材、クロスバーの素材をお選びいただけます
テーブルの天板には、無垢の広葉樹材を使用しており、テーブルの長さに合わせて木取りした無垢材を厳選して使用。木目がより美しく見え、全体的にバランスの取れた印象となっています。また、オークとウォルナット材のミックスコンビネーションは、天板がウォルナット、脚がオーク材となります。また、構造的な安定性を与え、意匠となっているクロスバー(支柱)は、ステンレススチール、あるいはブラス(真鍮)よりお選びいただけます。