名作スタンダードチェアを含むプルーヴェコレクションが大幅にアップデート
2022年の秋の新作アップデートとして、名作スタンダードチェアでその名を知られる巨匠プルーヴェのコレクションが一新されました。過去のプルーヴェ製品のカラーパレットを参照し、プルーヴェコレクションのカラーバリエーションがアップデート。ベース(フレーム)カラーが既存のディープブラック、ジャパニーズレッド、ブランコロンブ(*エクリュより呼称変更)に加えて、Gris Vermeer(グリフェルメール)、Blé Vert(ブレヴェール)、Bleu Dynastie(ブルーディナス ティ)、Bleu Marcoule(ブルーマルクール)が新しく追加され全7色のカラーバリエーションになりました。アームレストは、ナチュラルオーク、ダークオーク、アメリカンウォールナットの3色からお選びいただけます。
New historical colours – プルーヴェが家具や建築の金属部材のために開発したカラーパレット
プルーヴェが家具や建築の金属部材のために開発したカラーパレットは、実る前の青々とした小麦の色を表現した、Blé Vert(ブレヴェール)からバロック期を代表するオランダ人画家のヨハネス・フェルメールの作品にみられるグレーの色調を暗示するGris Vermeer(グリフェルメール) まで、様々な参考資料に基づいて構成されています。本来、「素材本来の魅力」を信じていたプルーヴェ自身は、腐食の危険性のある部材だけを塗装し、木やアルミニウムはできる限り未処理のままにすべきだと考えていました。しかしながら、防錆の実用的な利点を超えて、色を付け加えることで、彼の家具デザインにある特定のオーラが醸し出されることにも気付いていました。