スタンダードチェアの構造美とプルーヴェの哲学を継承するデザイン
コンパスのようなレッグが印象的なデザインの、20世紀を代表するデザイナー、Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)によってデザインされたデスク、Compas Direction(コンパス ディレクション)。シャープでエレガントに広がるスチール製の脚がコンパス(フランス語で‘le compas’ )の針を端的に表現しています。その合理的な構造は、デザイナーであり、エンジニアでもあるプルーヴェならではの特徴。オイル仕上げのソリッドウッドが用いられた天板と、スチール製の脚とのダイナミックなコントラストがホームオフィスの空間を魅力的に彩ります。建築から家具までの幅広い工業化と革新を試み、自分を「建設家=Constructeur(コンストラクター)」とした巨匠の息遣いを感じることができる名作です。