Michele De Lucchi(ミケーレ・デ・ルッキ)
イタリアのフェッラーラ生まれ。1976年フィレンツェ大学建築学科卒業後、スタジオ・アルキミアに参加。1976年には、オリベッティ社のデザインコンサルタントに就任。1981年イタリアンデザインのニュームーブメント「メンフィス」を結成。家具や照明器具など新作を毎年発表。作品はミラノ国際家具見本市において大いに話題を呼び、80年代を代表するデザインムーブメントを築く。メンフィスでの成功により、イタリアの照明メーカー、アルテミデ社、同じく照明メーカーのフォンタナ・アルテ社、プラスティック家具メーカーのカルテル社など多くの企業と組み活動をする。1984年ミラノにスタジオ・デ・ルッキを設立。1990年にはプライベートブランド「プロドゥツィオーネ・プリバータ」を立ち上げ、そこを通してクライアントからの注文とは関係なく、イタリアの様々な分野の熟練した職人の技工を使い、彼が興味を持った素材や技法を使ったもの造りを開始。照明器具をはじめ、家具やインテリア小物を発表しており、建築・インテリア・グラフィック・照明・プロダクトデザインなど幅広く活動。イタリアデザイン界を代表する一人として国際的に活躍している。