POINT
どの文化や時代においてもゾウは特別な存在
世界中に古くから伝わる動物を象ったオブジェやおもちゃは、いつでも私たちの幼い頃の思い出と創造力をかきたてます。とりわけ、どの文化やどの時代においてもゾウは特別な存在とされています。迫力のある大きな耳と長い鼻、小さい瞳の愛くるしい表情が特徴です。
リズミカルな7つのカラーバリーエーション
従来のディープブラック・アイスグレー・ホワイトに加え、ポップなカラーバリエーションがチャームポイント。シックなディープブラック、落ち着きのあるアイスグレー、元気な緑を表現したパームグリーン、創造力を刺激するポピーレッド、上品で優しい色合いのペールローズ、明るい笑顔のようなバターカップ、清潔感が魅力のホワイトの7色がラインナップ。男の子から女の子まで、お子様のイメージ通りのカラーをお選びいただけます。もちろん、カラー違いで並べてインテリアとしてディスプレイをしたり、大人だって無邪気に楽しめます。
当時はまだ技術的に難しく製品化と大量生産には至りませんでした
1940年代、チャールズ&レイ・イームズ夫妻は三次元でプライウッドを成形する技術の開発に数年を費やし、その技術を用いて数々の家具屋オブジェを製作しました。頭と胴体からなる2つのパーツを組み合わせたプライウッドの象のアイデアは、滑らかな曲線を表現することが当時はまだ技術的に難しく製品化と大量生産には至りませんでした。その為、プロトタイプ(試作品)は、チャールズの14歳の娘であるルチア・イームズ(Lucia Eames)にプレゼントされ、1946年にMoMA(ニューヨーク近代美術館)の展覧会に展示された後は、丈夫なポリプロピレン製で復刻されるまで、長い間イームズの家族が保管していました。
たかが子供のおもちゃと侮ってはいけません
「たかが子供のおもちゃと侮ってはいけない、私たちのありったけの技術と哲学、そして新たな可能性が無邪気なその姿の中には詰まっているのだから。」イームズ夫妻の言葉にあるように、イームズ夫妻による作品は、プロダクトデザイン、建築、展示、映像だけではなく、数多くのグラフィックデザインまで多岐に渡ります。当時、プライウッドの可能性を夢見た2人のように無限に広がる創造力を刺激してくれる小さな友達は、あなたにとっても特別な存在になることでしょう。