やすりの産地、仁方より
仁方とは、広島県呉市の東端にある鑢(やすり)の一大生産地で、日本の工業化とともに第二次世界大戦後の復興期を経て、国内シェア95%と言われるまでになりました。
創業明治44年のワタオカは、古くは慶応3年より刀鍛冶であった先人が、変わり行く日本の流れに沿うべく、新たに鑢(やすり)作りを始め、現在では両刃ヤスリの専門として、作業現場に欠かせない道具を支えています。
永い歴史に培われ育まれてきた職人たちの知恵や技術を土台とし、確かな生産技術と、良い道具を作るという誠実な志を大切に、永年工具製法で培ってきた貴重な技を活かして、「爪やすり」と「踵やすり」がこの度完成しました。
日常のお手入れとしてはもちろん、ギフトアイテムとして、どなたにも安心してお使いいただけます。